日記:A Sort Of Heaven

書きかけの「Yusuke Tsutsumiという才能について」という文章があり(そちらは堤氏の音楽がよくてめっちゃ聞いてるという記事)それと重複しているのだが書く。

才能として無条件で素敵だと思う人が何人かいる。
簡単に言ってしまうと私にとって「非常に好みだ」と思える感性を持つ人々だ。
そういう人々が作るものはどうしようもなく好ましい。
堤裕介もその一人だ。

『ア・ソート・オブ・ヘブン』という17分間の美しい世界を見た。
二人の女の子の話だ。二人は恋をし、別れる。
生身の人間が映った映画というより、綺麗な作画のアニメのようだと感じた。それほど現実っぽさが排除されていると感じた。
(今作は二人監督の作品ということで、どこまでが堤氏の感性なのかはわからないのだが演出面では氏の意向が多く入っているとのことでそれ前提で進める。)
わかりやすさや、現実や、俗世的なものをすべて排除した閉鎖的な世界。
断片的な映像、空気を写し、セリフよりもモノローグが多い。
映画はあまり見ない方で、何というジャンルなのかはよくわからない。
ただ、似たような構成や雰囲気のものは見たことがあると思う。
その時には(こういったアーティスティックで、薄暗く、雰囲気のあるものは)好みではある、と思った。それだけだった。
けれど本作はそれ以外の、まさしく感性やセンスとしか言いようのない部分――色や加工や写し方や音楽や表情を、どのタイミングでどう出すか――が本当に美しく、好みだった。
そういった、その人の感性でしかない部分を才能と呼ぶのだと思う。
ただ、美しく完璧な世界を作り続けるのはとても大変だろうなといつも思う。
堤氏にはこれからも作品を世に出して言っていただきたいと願うばかりである。

artificial naked woman-Yusuke Tsutsumi

itunesとかでも買える-iTunes-ミュージック-Yusuke Tsutsumi

Categories: 未分類